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健康診断・住民健診

一般健診(企業・雇用時)

定期健康診断

定期健康診断は、週30時間以上勤務する従業員が受けるべき重要な健診で、以下の項目を含みます。

  1. 既往歴・業務歴のチェック
  2. 自覚症状・他覚症状の検査
  3. 身長(※)、体重、腹囲(※)、
    視力、聴力の検査
  4. 胸部エックス線検査(※)、喀痰検査(※)
  5. 血圧の測定
  6. 貧血検査(血色素量・赤血球数)(※)
  7. 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)(※)
  8. 血中脂質検査(LDLコレステロール、
    HDLコレステロール、血清トリグリセライド)(※)
  9. 血糖検査(※)
  10. 尿検査(尿中の糖・蛋白を測定する検査)
  11. 心電図検査(※)

(※)医師の判断により、必要でないと判断された場合、定期健康診断の一部項目は省略されることがあります。

よくある質問

定期健康診断は会社の義務と聞きましたが、従業員が受けたくない場合はどうすればいいですか?

定期健康診断の実施は会社の義務ですが、それを受けることも従業員の義務になります。従業員が健康診断を拒否した場合、会社は法的な罰則を受ける可能性があり、従業員自身も懲戒処分を受けることがあります。したがって、従業員は責任を持って健康診断を受けましょう。

雇入時健康診断

雇入時健康診断は、新規雇用者が受けるべき健康診断であり、1年以上同じ企業で働く予定のパートやアルバイトも対象です。この検査は定期健康診断と同様の内容を含みます。

当院の健康診断の特徴

  • 労働安全衛生法第66条に基づく基本プランは8,800円(税込)です。
  • 採血が不要な場合は、最短で当日に結果を提供し、採血が必要な場合は翌診療日に結果をお渡しします。

検査費用一覧

検査の種類 費用(税込)
一般健診
(血液検査は除外)
X,XXX円(税込)
一般健診
(法令遵守)
8,800円(税込)
雇用時健康診断 8,800円(税込)

注意事項

  • 健診結果を指定用紙に記入する場合は、追加料金としてX,XXX円(税込)を頂戴いたします。
  • 郵送をご希望の場合は、X,XXX円(税込)(レターパック代実費)を頂戴いたします。
  • 健診結果を指定用紙に記入する場合は、追加料金としてX,XXX円(税込)を頂戴いたします

健康診断の服装について

男性の方

健康診断を受ける際は、普段から着ている服装で問題ありません。無地のTシャツをワイシャツの下に着ると、より診察がスムーズに進みやすくなります。
もし着替えを希望される場合は、来院後にお申し出いただければ、着替えることができますので、遠慮なくお知らせください。

女性の方

健康診断を受ける際には、上下に分かれた服装でお越しいただくのが望ましいです。無地のTシャツを着用(または持参)していただくとスムーズです。心電図検査が予定されている場合は、ストッキングを脱ぐ必要がありますのでご注意ください。ワンピースは避けていただくことをお勧めします。院内での着替えをご希望の場合は、スタッフまでお申し出ください。

企業健診のご担当者様へご案内

当院では、企業単位での定期健康診断に対応しています。企業向けの健診プログラムでは、各従業員の検査結果を専門医が個別にチェックし、専門的な評価を行います。受診が必要と判断される方には、速やかに受診を勧めます。
さらに、詳細な検査が必要な場合は、当院で実施することも可能です。会社が従業員に対して再検査の受診を勧める必要がある場合にも対応可能です。企業健診に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
※企業健診に関するご相談であることを受付にお伝えください。

健康診断のプラン詳細

一般健診・企業健診

検査項目 Aコース Bコース
費用 X,XXX円 8800円
(税込)
医師診察
身体測定
視力検査
聴力検査
尿検査
血圧測定
胸部レントゲン検査
心電図検査
血液検査

※労働安全衛生法第66条に基づく基本的な健診プランは、当院のBコースに該当します。
※また、特定の書式で記録を希望される場合は、X,XXX円(税込)の手数料を頂戴いたします。
費用を記載いただけますと幸いです。

雇用時健診(雇い入れ健診)

医師診察
身体測定
視力検査
聴力検査
血圧測定
尿検査
胸部レントゲン検査
心電図検査
血液検査
費用 8800円(税込)

もし追加で必要な検査項目がございましたら、スタッフまでお気軽にお申し付けください。

血液検査の追加項目について

会社からの指示がある場合、以下の追加検査項目について5項目までX,XXX円(税込)で対応可能です。追加検査をご希望の際は、会社の健康診断指示書のコピーまたはメールの画面をご提示ください。

  • 白血球・ヘマトクリット・血小板
  • 尿酸
  • クレアチニン・eGFR
  • 総コレステロール
  • 尿潜血・尿ウロビリノーゲン

※HbA1c検査は追加料金X,XXX円(税込)で実施しています。
※ウイルス検査等のその他のオプション検査に関しては、下記料金表をご参照ください。

オプション検査項目

検査項目 費用(税込)
尿一般検査 X,XXX円
心電図検査 X,XXX円
胸部レントゲン検査(正面) X,XXX円
便潜血(2日法) X,XXX円
心エコー X,XXX円
頸動脈エコー X,XXX円
喀痰細胞診検査 X,XXX円
血液型検査 X,XXX円
HBs抗体・HBs抗原・HCV抗体セット X,XXX円
麻疹・風疹セット X,XXX円
梅毒(RPR法+TPHA法) X,XXX円
HIV検査 X,XXX円
腫瘍マーカーセット(男性) CEA、CA19-9、PSA X,XXX円
腫瘍マーカーセット(女性) CEA、CA19-9、CA125 X,XXX円
腫瘍マーカーセット(肺がんが心配な方に) SCC、NSE X,XXX円

当院では特定健診・特定保健指導を
実施しています

平成20年4月以降、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、医療保険者(組合健康保険や協会けんぽ、共済組合、国民健康保険など)は40歳~74歳の加入者に対し、メタボリックシンドロームに焦点を当てた特定健康診査を実施し、その結果に基づき、メタボリックシンドロームまたはその予備群と判定された方に対して特定保健指導を提供しています。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の過剰な蓄積と、高血糖、高血圧、脂質異常症といった動脈硬化の危険因子を併せ持つ状態です。
診断基準は、腹囲の測定に加え、以下の3つの要素のうち2つ以上に該当する場合を「基準該当」とし、1つに該当する場合を「予備群該当」と定めています。

腹囲 + ①中性脂肪値150mg/d以上又はHDL-cho値40mg/dl未満
男性:85cm以上 ②空腹時血糖値110mg/dl以上
女性:90cm以上 ③最高血圧130mmHg以上又は最低血圧85mmHg以上

注意:脂質異常症、糖尿病、高血圧の治療を受けている方も、各項目に含めてください。

特定健康診査から
特定保健指導への流れ

1特定健診の受診券を送付

2特定健診の受診

3健診結果の判定

生活習慣の改善が特に必要な方には特定保健指導の利用券が送付され、特定保健指導を実施します。

4受診者全員へ情報提供

特定健診の実施内容について

対象者

実施年度開始時(4月1日)に宝塚市国民健康保険に加入している40歳から74歳までの方々(75歳の誕生日の前日まで)です。
ただし、妊婦や長期入院中の方などはこの健康診断の対象外です。

特定健診の内容

一般的な健診項目

診察 視診、打聴診、触診など
問診 服薬歴、既往歴など
身体計測 身長、体重、BMI、腹囲、血圧
代謝系 血糖値、HbA1c
尿・腎機能 尿糖、尿蛋白、尿潜血、尿酸、血清クレアチニン、eGFR
脂質 中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
肝機能 AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)
 

追加されることもある健診項目(※)

心機能検査 心電図検査
眼底検査 眼底検査
貧血検査 血色素量、赤血球数、ヘマトクリット値

※前年度の健診結果や医師の判断に基づき、追加検査が省略される場合があります。

マイナンバーカードによる
特定健診結果の閲覧について

マイナンバーカードを健康保険証として利用登録済みの方は、マイナポータル上で健康診断の結果を確認することができます。
マイナポータルでは、特定健診の結果に限らず、処方された薬の情報も閲覧可能です。これらの情報を活用して、生活習慣の改善や健康管理に役立ててください。
手続きの方法や詳細については、関連する外部のHPを参照してください。

特定保健指導

特定保健指導の実施方法について

対象者

特定健診を受けた方の中で、健診結果に基づき生活習慣病の発症リスクが高いと判断され、生活習慣の改善による予防が有効と見込まれる方です。

特定保健指導の内容について

動機づけ支援

動機づけ支援は、メタボリックシンドロームのリスクが現れ始めた方を対象としています。面談を通じて、過去の生活習慣を振り返り、次の3ヶ月間に達成する行動目標と計画を立てます。

積極的支援

積極的支援は、メタボリックシンドロームのリスクが複数存在する方が対象です。3ヶ月以上にわたる定期的な保健指導を、面談や電話を通じて提供されます。実践可能な生活習慣改善の目標を設定し、それらを継続して遂行するための支援が行われます。

受診券と利用券について

特定健診の対象となる方々には、初めに「特定健康診査受診券」が郵送されます。この受診券に記載された指示に従って、特定健診を受けていただきます。健診結果を基に、内臓脂肪の蓄積度とリスク要因の数を考慮した保健指導のレベルを決定し、特定保健指導が必要と判断された方には「特定保健指導利用券」を発送します。
特定健康診査受診券の配布は、前年度に健診を受けた月や誕生月を基にして年4回に分けて行われます。
詳細は宝塚市HPの該当ページをご確認ください。

年度途中に市国保へ加入された方へ

今年度開始時(4月1日)から市国保に加入するまでの期間に、他の保険者による特定健診を受けていない方は、市が提供する特定健診を利用することができます。
特定健診を受けたいとお考えの方は、受診券を発行しますので、以下の連絡先までご連絡ください。

宝塚市立健康センター(特定健診担当)

電話番号:0797-86-0056

注意事項

特定健診および特定保健指導は、加入されている医療保険者によって実施されます。宝塚市国民健康保険に加入していない方の実施方法に関しては、各自の医療保険者に直接お問い合わせください。
受診された健診の結果は以下の方法で利用および保存されますので、受診にあたってはこちらをご理解いただきますようお願いします。

  1. 受診者ご本人への結果通知。
  2. 兵庫県国民健康保険団体連合会および宝塚市での保存。
  3. 保健指導、健康相談、健康実態分析などの保健事業への必要に応じた利用。
  4. 兵庫県国民健康保険団体連合会による点検や、国への実施結果報告のための匿名化されたデータの提出。
  5. 後期高齢者医療制度保健事業や介護保険介護事業における被保険者の健康促進目的での利用、医療助成課および介護保険課での使用。

その他の検診の助成

がん検診などの受診費用は、下記の表に示す通り、宝塚市国民健康保険に加入している方を対象にしています。
年度内に1回限りの助成として実施しています。

  助成対象者 備考
健康ドック 年度末年齢35歳以上の方。 自己負担額9,000円で受診可能。
特定健診との併用助成は不可。
肺がん検診・大腸がん検診・
肝炎ウイルス検診
毎月1日発行の「広報たからづか」からご覧ください。 受診者の自己負担分全額助成。